春季総会・懇親会開催 村田晃嗣 同志社大学学長が講演

Posted by on 5月 22, 2013 in 活動報告
春季総会・懇親会開催 村田晃嗣 同志社大学学長が講演

同志社校友会岡山県支部春季総会並びに懇親会を5月22日(水)、岡山プラザホテルで開催いたしました。
総会に先立ち、同志社大学新学長になられた村田晃嗣先生に、平成23年11月に続いてお越しいただき、講演会を開催しました。テーマは、「参院選を控えた内外情勢」。先生は講演会において、「2011年に中国が日本を抜いて世界第2位の経済大国になったが、このままの計算でいくと2025年には中国がアメリカをも抜いて世界一の経済大国になる。しかし中国もそのころになると労働力人口の減少等、国内で様々な問題が爆発する危険性をはらんでいる。その際に日本がブラックホールに吸い込まれないためにも、また中国が平和的、安定的秩序を維持していくためにも、アメリカを必死の思いでアジア太平洋地域につなぎとめておく必要がある。そのために今ほど、日本が韓国、豪州、東南アジア諸国とマルチで協力を強化し合わなければならない時はない。また、国際社会で信用を得るには、日本の内政の安定が不可欠であり、緊張感のある、多様の意見が反映される民主主義国家となっていくことが重要で、夏の参院選を含め、我々一人ひとりの良識ある判断が求められている。」とお話がありました。講演の後、髙木晶悟支部長から、「一昨年以来、村田先生にまた講演をお願いしたい。」という会員の声が多かったこと、そして新学長という大変お忙しいお立場になられた中でおいで下さったことへのお礼の言葉がありました。
総会では、まず髙木支部長から挨拶がありました。そして同志社校友会本部への県支部名簿の開示等について提案され、承認されました。総会終了後、井上義明副支部長の乾杯の発声で懇親会に入り、小嶋淳司同志社校友会副会長がご祝辞、田中裕一校友・父母課長が同志社近況報告をして下さいました。岡本均理事からは、先日行われた関西7大学ゴルフ大会の報告がありました。歓談の後、校友の原浩之理事、井上忠博さんを含む男女6名によるアカペラでの美しい歌声を聴かせていただき、場内は大いに盛り上がりました。また、6名の新入会員紹介がありました。そして、現在J2の5位と躍進が目覚ましい地元サッカーチーム、ファジアーノ岡山の櫻内光太さんと、昨年入社された大賀敦貴さんからアピールが行われ、合わせてお二人のDoshisha Cheer によりカレッジソングを全員で斉唱しました。最後に、校友で岡山商工会議所副会頭の古市大蔵さんの閉会挨拶でお開きとなりました。参加者数は約90名でした。
なお、昨年の秋季親睦会で本井康博先生に「八重の桜・襄の梅」と題し講演をしていただきましたが、そのことがきっかけで、八重さんが岡山の山陽高等女学校で明治45年5月に「白虎隊」について講演されたことが判明し、また校友の川端淑子さんが山陽学園大学でその講演記録を発見されました。八重さんが京都へ移られてから会津時代の思い出を振り返った資料は少なく、この講演記録は大変貴重なものであります。

事務局  谷川明義

春期懇親会2013.5.22