春季総会・懇親会 加藤千洋 同志社大学大学院教授が講演
加藤千洋教授が講演
同志社校友会岡山県支部春季総会が5月25日(金)、約80名が集い、岡山全日空ホテルで開催されました。
総 会に先立ち、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科の加藤千洋教授がわざわざお越し下さり、講演会を開催しました。テーマは、「2020年の中 国と日本」。先生は、2020年までには間違いなく中国は世界最大の経済大国になると見ておられます。実は中国が世界最大の経済大国になるのは初めてのこ とではなく、1820年代、アヘン戦争直前の時代の再来、ということになるそうです。しかし、一人っ子政策も絡む少子高齢化問題や、個人の富が豊かになる 前に高齢化社会を迎えてしまった、「未富先老」現象など、様々な問題が今後中国にとって障壁となってくるであろう、との予測を述べられました。そして中国 が安定的に今後経済成長していくことが、日本にとっても、そして世界にとっても望ましいことである、と締めくくられました。講演の後、髙木晶悟支部長か ら、岡山県の企業も今や中国とは密接に関わってきているが、先生のお話で中国とお付き合いする際の留意点が少し理解できたような気がする、とのお礼の言葉 がありました。
総会では、髙木支部長から、岡山県支部の輪をさらに広げていくため、本日の参加者全員がおひとりずつ誘っていただき、150人集まる会にしていきたい、と 力強い挨拶がありました。そして今年が役員改選の年にあたることから、新役員体制が提案され、承認されました。井上義明副支部長の乾杯の発声で懇親会に入 り、中村友一同志社校友会副会長がご祝辞、平野章生校友・父母課長が同志社近況報告をして下さいました。そして今年8月26日、27日に倉敷市芸文館で無 料法律相談会を実施される予定の同志社大学法学研究会の幹部3名がアピールをされ、現役学生の溌剌とした姿を見て、会場内全員のOBが暖かい眼差しで聞き 入っていました。蜂谷智理事からは、先日行われた関西7大学ゴルフ大会で個人・団体で優勝された報告がありました。最近好調な地元サッカーチーム、ファジ アーノ岡山の櫻内光太さんからPRが行われ、荻田幸稔さんのDoshisha Cheer によりカレッジソングを全員で斉唱しました。最後に、このたび副支部長になられた武谷信彦さんの閉会挨拶でお開きとなりました。
事務局 谷川明義